先日のダイアリーでも書かせて頂きました、谷匡子さんの
お花とタネルが掲載されているフローリスト9月号が書店
に並びました。
やっとお写真をご紹介出来ます・・・
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来る秋とあいさつを交わし、過ぎゆく夏の後ろ姿を見送る
9月。
季節の変わり目でちょっと一息つくようなこの時期には、
ささやかなパーティを・・・・・
という冒頭で始まる記事。
思わずはっとし、ページをめくる手をとめてしまうような
写真の数々。
写真を写す方によって、写真の持つ空気感はがらっと変わ
りますが撮影時に体感した谷さんの作り出した雰囲気をそ
のまま写真でもう一度感じられるよう。
谷さんと編集部の皆さんの信頼関係があるからこそ、出来
上がった作品です。
「花もご縁」。
たとえば昨日まですごくきれいだった花が、当日だめに
なってしまっていることもある。
依頼をしてくれた人、訪れる人たちに想像以上の事を感
じてもらえるために、考える。
ただ、花を活けるだけでなく、器、空気、花、そして人。
周り全てに心を配ってはじめて谷さんの仕事は完成する。
記事そのままに、谷さんその人。
撮影中も撮影チームの方や、私達の意見まで聞いて頂き
心を配り、場の空気を大切にするお仕事をされる方でし
た。
勉強になる事ばかりで、谷さんの魅力を再確認させて頂
いたひとときでした。
3ページ目の桔梗。
市場で何百という数の桔梗の中からやっと出会えた一本。
という谷さん。
撮影中も「本当に綺麗な桔梗」と何度もおっしゃってま
した。他に用意されていた桔梗の束とは違う、魅力を放
つ一本でした。
撮影後、頂いたお花の中に、その一本の桔梗と束の桔梗。
他の桔梗が枯れてしまった後、なんと今でも元気に葉を
伸ばしています。(花は終わってしまいましたが・・・)
谷さんは外側の美しさだけでなく、内側の生命力や強さ
までも見抜かれていたんだと脱帽です。
本当に素敵な紙面、是非書店でお手に取ってご覧下さい!