秋晴れの休日 狙っていた穂高へ行ってきた。
去年は台風のおかげで涸沢どまりだったが
今年は3日とも晴れの予報なので急遽
奥穂〜北穂の縦走を試みた。
1日目は6時間かけてテン場の涸沢を目指す。
標高が上がるにつれ紅葉は見頃に。
本日の宿泊地 涸沢。ナウシカに出てくる風の谷のよう。
暗くなる前にとっとと夕飯を済ませます。
テント場の涸沢は標高2000m以上あるので、この時期
温かい物はすぐに食べてしまわないとあっという間に冷め
てしまいます。
初日にして、温かい物というだけで贅沢に感じるよう
になります。
明日は奥穂〜北穂の縦走となるのでパワーをつけて
ワインでほかほかになりながら床に付きます。
翌朝、奥穂高岳・涸沢岳に日が当たるモルゲンロートを
堪能し、6:00 奥穂高へ出発。
上の写真の山 左から右ヘ縦走します。
途中森林限界の紅葉を楽しみ
岩をよじ登り
奥穂高山頂へ。
富士山、北岳についで 日本で3番目に高い山。
山頂からの展望は秋の澄んだ空気により一層美しさを
増しています。
その向こうには霊峰 富士山の姿も。
振り返れば三角お山の槍ヶ岳の姿も。
このまま槍の手前の北穂高を目指します。
途中小キレットという難所(崖?)を超えて
道なのかどうなのかという岩をよじ登り
北穂高 頂上へ。
山頂直下の山小屋 北穂高小屋。
ここで槍ヶ岳を眺めながらビールを飲む事が最高の褒美。
標高3000mの空中テラス。楽園はそこにあった。
必要最低限な物だけを背中にしょいこみ
自然の中に身を置く事は、ただただ 生きる事だけを実感
させられる とてもシンプルな事だが、
その意味は極めて奥が深い。
やめられない。