帰郷の途中、急遽25年前に良く親父に連れてこられた
岩ヶ崎にてキャンプ。
幼少時、毎年のように来ていた海キャンプは、
いろいろ学んだ記憶が沢山ある。
親父は自然の綺麗な部分だけではなく、ありのままの姿を
子供に教える為、大雨が降ろうが、台風だろうが、
途中で引き返す事なく、必ず夜を明かした。
それは一番厳しい時にどこが安全で、どう対処するのかを
身を以て体験出来る、極めて貴重な事のように思える。
お陰で僕たち兄妹は整備された所よりも、何もない
工夫が必要な環境の方が面白みを感じる。
文明社会の今、小さな子供4人(下は2歳ぐらい)を
連れて、悪天候をわざわざ野外で過ごすのは、
リスクがあるように思えるが、生き物として自然環境と
共に暮らす以上、一番大切な自然と暮らす生活力を
磨く事は、どんな動物も親の役目のように思える。
親父は僕らにちゃんと伝えてくれた。
次は私が伝える番です。