グラナダ2日目です。
この日は、アルハンブラの丘を登り、
世界遺産アルハンブラ宮殿へ。
宮殿の敷地内にあるサンフランシスコ修道院を改装した
グラナダ唯一のパラドール。
滞在中はこちらで宿を取りました。
ホテル自体が遺跡でした・・・
アルハンブラから見た、世界遺産アルバイシン地区。
グラナダでもっとも古い居住区。
元々はイスラム教徒のための居住区で、道は狭く入り
組んでおり白壁の家と石畳など典型的なアラブ人の街
づくりなのだそう。
本当に狭く、車が通るときは通行人が壁にへばりつき
ます。笑
街並みは増改築に厳しい制限があるため、家の中の構造
はほぼ当時のままの姿で残っています。
イスラム勢力に支配されていた歴史があるアンダルシア、
レコンキスタによってキリスト教徒にゴルドバを追われた
イスラム教徒は、この地グラナダに集まり、グラナダ王国
を樹立。
イスラム建築の最高傑作とも呼ばれるアルハンブラ宮殿の
建設が始まります。
イスラム教ならではの自然をモチーフにした幾何学模様や
内装鍾乳洞を思わせる天井の装飾や、独特なタイルの模様
などに目を奪われました。
イスラム支配の最後の砦となった宮殿。
キリスト教徒によって陥落された後一部キリスト教徒によ
って手を加えられたそう。
モスクは教会へと作り替えられたが、装飾は残された。
その為、イスラムの特徴的な装飾とキリスト教が混じり合
った、独特の雰囲気を放つ建築物となっていました。